交際上の注意
お見合いの後、お見合い相手と交際を希望する場合は、まず紹介者に報告して、お相手の意思を確認してもらいます。
そして、お相手もあなたとの交際を希望されている場合は、紹介者と相談して、2度目の出会いを待つようにします。
尚、紹介者が、「後は2人でご自由に・・・」と言うまでは、会う場所や時間のセッティングは紹介者に委ねるのが一般的です。
紹介者が2人で決めるように促してくれた時に、初めてお相手に直接連絡をして下さい。
お見合いの場合は、なるべく早くお互いの自宅を訪問し、家族と会うようにします。
手土産は、果物や菓子等にして、跡に「形」が残らないものを選んで下さい。
交際期間中のデート費用は、出来るだけ男女で折半にして下さい。
例えば、食事代を払ってもらったら、次のお店での勘定は自分が持つなどして、なるべく双方の収支が合うようにします。
また、交際中の経過を時々紹介者に報告して下さい。
交際を始めて3ヶ月程経過したら、最終的な結論を出して下さい。
昔ながらのお見合いは、初めから結婚を前提としているので、あまり返事を長引かせるのは失礼にあたります。
遅くとも6ヶ月以内に結婚に向けての話を進めるか否かを決めるようにして下さい。
交際中のチェックポイント
昔ながらのお見合いから始めたお見合い相手との交際中のチェックポイントは次の通りです。
- 将来設計や経済面で考え方の違いが無いかどうか?
- 食事のマナー等、生活する上で気になることが無いかどうか?
- 交友関係に問題が無いかどうか?
- お酒が入ると人が変わるようなことが無いかどうか?
- きちんとした理由がなく、時間にルーズな点が無いかどうか?
- 趣味や生活観等を共有出来るかどうか?
交際の経過報告
交際中は、できるだけ2人が直接会う機会を多くするように努めます。
また、前述の通り、交際を始めてから3ヶ月ぐらい経ったら、一応の結論は出すようにして下さい。
これは、双方の親に対する責任なので、
- 引き続き交際を続けたい場合
- お相手をもう少し知りたいので、このまま交際を続けたいのですが
- 先様さえ宜しければ、暫くお付き合い願いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします
- 結論を延ばしたい場合
- 両親ともう少し相談したいので、申し訳ございませんが、お時間をいただけますでしょうか
のような回答でも構いませんから、何らかの結論は出した方が良いです。
交際中止
2人が何度か会っているうちに、フィーリングが合い、徐々に関係が深まってくる場合もあれば、逆に、一方、若しくは、双方の気持ちが離れていくこともあります。
会う回数を重ね、会話の量が増えるにつれて、相手の良さも発見出来ますが、当然のことながら、欠点も見えて来ます。
従って、もしも、あなたの情熱が薄れているのでしたら、迷っていないで、一日も早く交際を中止したい旨を世話人に伝えるべきです。
義務的にデートを重ねるよりは、なるべく早い時期に交際関係を解消した方が、お互いの心を傷つけずに済むからです。
ここで重要なことは、交際中止の意向を伝えるのは、あくまでも世話人に対してであって、決して、交際相手に直接伝えないということです。
昔ながらのお見合いとは言え、昔と今では事情が違い、社会的地位がある人、相応の収入や学歴がある人でも、いつ何時ストーカーや殺人鬼に豹変するか分かりませんので、必ず間に人を挟んで、交際を中止したい意向を伝達してもらうようにしましょう。